とてもリアルな作りやギミックを再現してあるガンダムのプラモデルを
1/144の手のひらサイズで楽しむことができるものなんですが…
あんなに細かい作りを、1/144サイズで再現されているとなると
パーツが小さすぎて作りにくいんじゃないか?
それに、細かく再現してある分
パーツが多くて、塗装するのが面倒くさそう
こういった事から、rgは初心者向けではなく
上級者向けのものだというイメージがありました。
ガンダムのプラモデル作成暦約10年の僕自身も、rgは
レベルが高いと思い、どうも手を出さずにいました^^;
しかし最近、たまたま自分の好きなシリーズの
rgが発売されたので、思い切って買ってみたところ…
パーツは多いなぁと感じましたが、これが意外にも
あっさりと完成してしまいました(笑)
買うまでは、上級者向けだと思っていましたが
実際に作ってみると、初心者に向いていると思いました。
・どんなところが初心者向き?
まず第一に思ったことは、組み立て説明書の
説明が優しくてわかりやすいということです。
組み立て説明書は本のような形になっていて
まず最初のページに、丁寧に基本的な作り方が書いてあります。
それに、ハイグレード(HG)などの組み立て説明書は、
パーツの絵とパーツの番号くらいしか書かれていなくて
たまに、取り付ける向きを間違えてしまったり
絵を見ただけでは、取り付け方がわかりにくかったりするんですが
rgの組み立て説明書には、パーツの絵と番号に合わせて
丁寧にパーツの取り付け方などが書かれています。
他にも、「先に組み立てる」や「向きに注意!」など
注意するべきところは細かく書いてあるので、
間違えてしまう心配も少なく、組み立て方もわかりやすいので
初心者にオススメです。
・小さいパーツが多くて難しくないの?
確かに小さいパーツもありますが、初心者でも
心配することはありません。
その理由は、もっとも複雑なギミックがあり
組み立てが難しそうな内部メカ(間接など)の部分は、
元から組み立てられた状態でゲートにつながっていて
切り取るだけで完成してしまいます。
あとは、切り取ったフレームに装甲を取り付けて行くように
組み立てて行く形で、簡単にビジュアル的にも楽しく作れます♪
組み立て方は簡単なのに、完成したものは
例えば足だと、太ももから膝(ひざ)、脛(すね)、つま先まで
マスターグレード(MG)顔負けの細かい稼動をしてくれます。
・塗装は不要?
MGや、作っただけでは色の再現まではできないHGは
塗装した方がリアルに仕上がりますが、
正直、rgはマスターグレードよりも細かく色分けがしてあり
リアルなデカールも付いているので、塗装は不要だと思います。
何かするとすれば、墨入れとトップコートだけで十分です。
※トップコートは、スミ入れやデカールがはがれないように
仕上げに振り掛ける透明のスプレーです。
下の写真のものは塗装はしておらず、
スミ入れとトップコートのみで仕上げてみました。